検査の未来を変える！TAGLENS™シリーズ

TAGLENS™シリーズは高低差があっても瞬時にピントがぴたり！
検査時間短縮で生産性を大幅に向上させ、コスト削減にも貢献します。

TAGLENS™シリーズは超高速・リアルタイムに全焦点画像を取得するレンズです。
機械的オートフォーカス機構が不要となるため、ピント合わせに要する時間を短縮し、従来のレンズに付加することで、要求の厳しい非接触の超高速検査に最適な商品です。

 

広い合焦範囲を持つTAGLENSで生産性を向上

TAGLENS機能一覧

 

● EDOF

カメラの上下移動なしに合焦範囲を変更可能

これまでは、高さや深さの異なる観察対象に対して、カメラを上下に移動（Z軸の駆動）させて複数の撮影を行っていました。これに対してTAGLENSを使用すれば、高さ（深さ）の異なる複数の観察対象にも同時にピントが合った撮影が可能となります。しかも、撮影画像はリアルタイム表示です。

 

● Multi Focus

任意の高さの画像を最大20断面同時に取得

● 拡張された被写界深度の観察範囲において、メカニカルな駆動機構なしで指定した任意のZ位置の合焦画像が取得できます。 ● 任意のZ位置の合焦画像は、複数個所を取得できます。

 

● TAGLENS-3D/Z アジャスト

高さ方向の機械的動作をせずに3D形状を取得
・専用チャートを使用したZアジャストと理論値を使用したノミナルZアジャストが選択可能
・Zアジャスト/ノミナルZアジャストで取得された高さ情報を使用してTAGLENS-3Dを行う事で、点群データを生成することが可能
※ ZアジャストはVMU-T1との組み合わせで使用可能です。
※ 3D形状データ表示・解析ソフトはお客様にてご準備ください。

 

● オートフォーカス

機械的動作をせずに高速フォーカシング
・焦点位置を変更しながら取得した画像（イメージスタック）から、コントラストピーク位置を判定
・画像取得枚数30枚、カメラ露光時間5msの条件でピント位置検出から移動まで10msの高速フォーカシング
※ ミツトヨ デモシステムにて

 

● 焦点合成

複数断面の画像から全焦点画像を生成
・焦点位置を変更しながら取得した画像（イメージスタック）から、コントラストピーク位置を抽出し合成
・イメージスタックの取得後、他社製焦点合成ソフトウェアへの出力も可能
     ※ 画像取り込みファイル形式が各社仕様による

 

● Mixed Image

1フレーム内に最大3断面の画像をミックスして表示
・カメラの最大フレームレートそのままで観察できるため、スループットが早い
・1フレーム内で複数のパルス照明を露光するため、明るさが必要な観察対象に最適

 

 

TAGLENSを使用した用途例

TAGLENSで焦点深度を大幅に拡張。検査時間短縮で生産性が向上！

ケーブル絶縁体内部の異物検査を、検査対象物を細かく分割して目視でおこなっていたため時間がかかっていました。焦点深度の深いTAGLENSを使用することにより、一度に多くの検査が可能になり、検査時間が大幅に短縮しました。

 

ケーブル絶縁体内部の異物検査

従来の光学系にTAGLENSを組み合わせることで、異物検査時間を大幅に短縮

【従来】 ケーブルの絶縁体部分（白い部分）の異物検査では、異物やクラックがないかの検査を目視で行っておりました。

【解決ポイント！】 TAGLENSを使用することでピント合わせの作業が簡単になり、検査の半自動化が可能となりました。

 

● 異物がどのように見えるかのイメージ
ワークの中に異物やクラックがないか、一目で確認することが可能です。

 

先ずはお気軽にお問い合わせください。