立形マシニングセンタV61 ~作業負担軽減と生産性向上の両立へ~
v61 立形マシニングセンタ
鉄・アルミ・ダイカストなど様々な被削材に対応し、重切削から精密加工まで幅広く対応
環境意識の高まり、デジタル化の加速、働き方の変化など、製造業における外部環境は大きく変化しています。
金属加工の世界においても、これまでとは異なる価値を創造することが求められます。
生産現場における主たる課題として、
(1)「プログラム作成の負担」=プログラミング教育や専任スタッフ確保が難しい
(2)「機械オペレータの確保」=熟練スタッフの退職、技術者の採用が困難
(3)「限られた時間での生産」=機械停止、メンテナンスは最小限にしたい
本機はお客様の作業負担軽減と生産性向上の両立を実現しました。
V61の主な特長
(1)作業者の負担を軽減するソフトウェア
機械を動作させるためのプログラム作成作業は最も負担がかかるが、同機ではプログラム作成を自動で行う“MachiningProcessor(マシニングプロセッサー)”を搭載することで、作業効率を格段に向上します。
操作画面 Machining Processor(イメージ)
2)機械停止、故障を最小化する構造
同社横形マシニングセンタで実績のある一枚カバーをY軸テレスコカバーに採用することで、切りくず起因のトラブルを防ぐ。サーボモータ駆動のATCシャッターは信頼性に加え、動作時間の短縮も実現します。
写真左:Y軸テレスコカバー 写真右:ATCシャッター
(3)高剛性と高加減速の両立
高剛性な構造体(ベッド部)とスラントコラム構造を採用し、多種の被削材へ対応できる加工能力と高い加減速を両立した。高い加減速は部品加工にて求められる、非切削時間の短縮にも寄与します。
写真左:3点支持(ベッド) 写真右:スラントコラム構造
v61の仕様
v61は横形マシニングセンタのa1nxシリーズのコンセプトを取り入れ開発され、半導体・試作・航空機・医療・自動車など様々な部品の加工に対応する高い生産性を持った立形マシニングセンタです。先ずはお気軽にお問い合わせください。